安心のトータルサポート
せっかくの機械装置。
ベストな状態を持続してご使用いただくために、当社ではお客様に合わせたメンテナンスメニューをご用意しております。機械装置の製作 ~ 設置工事からメンテナンスと一貫したサポートにより、異常発生の緊急時には素早く対処し、設備の早期復旧への実績を重ねています。
継続したメンテナンスは機器の故障を防ぎ、生産・物流設備の故障によるダウンタイムの短縮と、設備の修繕費の削減に大きな効果を発揮します。
» » 定期点検(ランニングコストの低減)
当社製品を最適な状態で末永くご利用いただき、設備の稼働率を正常な状態で持続するためには設備の点検が重要となってきます。点検では納入機(ロボットを含む)及び周辺機器の給油、増し締め、清掃、テンション調整をはじめ、交換が必要となった部品の有無の確認をしていきます。定期的に点検を行うことによって、変形や損傷等の経緯がわかり計画的かつ効率的な交換・改修工事がご提案できます。また、緊急時にはその設備を熟知したEngineerが駆け付け、迅速な応急処置が可能となります。
» » 随時点検
機械設備の導入から定期点検は行っていないが、急なトラブルに備えて点検を行いたい場合や、トラブルには至っていないが経年劣化の心配がある場合に、異常がないか点検を行うと共に給油や増し締め、テンション調整などを行います。また、問題点があれば応急処置を施し、部品交換工事や改造修理のご提案をさせていただきます。
» » 分解・交換作業
点検工事により、部品交換が必要と判断された場合には、お客様に合わせた対策をご提案します。お客様からのご指示に従い、必用に応じた分解や交換作業を実施いたします。
メンテナンスメニュー
どんな機械設備も使えば使うほど、月日が経てば経つほど古くなって壊れやすくなります。工場の機械を安全に動かすためにトラブル防止と性能維持を目的とした「設備保全」が必要で、その方法は基本的に「点検」と「修理」の繰り返しです。
※点検とは悪いところがないか調べることで修理の意はなく、メンテナンスとは整備・維持・保守・手入れをして正常な状態を保つ意
- 定期的な清掃・整備でランニングコストの低減
- 故障・トラブルによるダウンタイム抑制
- 保守記録の保管、修理後の保全指導
- 定期保証(定期点検後1ヶ月間、部品実費は別途申し受けます) などなど・・
» » 周期点検(年次点検)
周期点検は、機械の状態ではなく6ヶ月、1年、3年というように”期間ごと”に点検・修理を実施します。周期に合わせた修理計画が立てやすく、長期の機械停止を避けることができます。但し、機械の仕様・特性がすべて異なりますので、点検内容も対象機械に応じたものとなります。
◆外観検査:停止時及び運転時の目視、聴音、臭気検査、動作確認
◆各部主要部:BOLT類の増し締め、ねじれ・ゆるみ・ガタなどの点検
◆各部機器等:テンション調整、清掃
◆消耗部品の消耗度・摩耗度の点検
◆1年次以降は6ヶ月点検の内容のほかに、ケーブルやバッテリーなどの中期消耗品の交換等が含まれます
点検により不具合(または不具合の予兆)が発見された場合は、速やかにご報告いたします。修理や消耗品・部品等交換工事を早めにご指示いただくことで、偶発事故の発生や設備停止の損失を最小限に抑えることが可能となります。
※ この場合、点検報告書は消耗品・部品交換及び修理終了後の提出となります。
» » 全保守パック
定期点検と消耗部品等の交換をあらかじめパックとして承るプランもご用意しております。
◆例 1:稼働時間がとにかく長い、短時間だがフル稼働する、定期オーバーホールは必要だが、突発修理費はゼロに近づけたい。→ → このような作業環境なら、月次点検・年次点検にオーバーホールを含めたプラン。中長期契約となり、各種点検、メンテナンス、修理等すべての内容をカバーしたランニングコストの定額化を支援します。
◆例 2:使用頻度は通常範囲なので、月次検査・年次検査を行っていればほぼ問題なし。万が一の修理費用や消耗品交換の費用は個別で支払いたい → → この作業環境の場合は随時点検プランとなります
◆その他お客様に合わせたメンテナンス + 保全プランをご提案いたします。
» » ご利用フロー
点検、見積りのご依頼 | 点検機種・台数などのヒアリングをします |
お見積の提出 | ご依頼内容にて御見積書を提出します |
お申込み | 点検実施のお申込み、メンテナンス契約の締結 |
実施日の確認 | 稼働状況を確認し、点検実施日の決定 |
点検実施 | 外観検査、動作確認、増し締め、テンション調整、 給油、消耗・摩耗度のチェック等、 ロボットはメーカーによる点検となります |
結果良好の時 | 点検報告書を提出して終了 |
結果 NGの時 | 1、点検報告書とともに、部品交換・修理・改造等の提案とお見積書を提出 |
2、ご指示のあった交換・修理・改造工事の実施 | |
3、交換・修理・改善等の報告書を提出して終了 | |
→ → | 次回の定期点検へ |
定期点検と法規
労働安全衛生法では、危険或いは有害とする一定の設備には、「特定自主検査」が義務づけられ、一定の資格を有するものか検査業者が行わなければならない機械設備があります。
当社製品の多くには点検の義務付けはありませんが、「義務付けられていない」だけで点検の必要がないのではありません。どんなに高性能・高精度の機械でも、点検をせずに使い続けると性能の低下は顕著です。
また、少しの位置ズレ・製品にちょっとした瑕疵を作る等、不具合といっても若干で・・・と思っていることが、故障の原因となることも多く見られます。
エンジニアたちに命を吹き込まれたせっかくの機械装置を、安心してお使いいただけるよう 定期点検を推奨しています。